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柔道では昔から「礼に始まり、礼に終わる」と言われ礼の心を重んじています。礼法とは相手に対しての尊敬の心を表す形のことです。柔道は激しい格闘の技術から成り立っているため、気を付けないと乱暴になりがちです。だからこそ、礼の心が必要なのです。柔道を学ぶ人は、つねに相手を尊敬するとともに、自分を冷静に保つことも大切です。
道場の中だけでなく、家庭でも、地域でも、自分と相手がいるところには、必ず礼の心が生まれるのです。優しく言うと挨拶です。節度ある心を表現する方法としての礼は誰が見ても美しいものです。そうして言葉遣いにも服装にも気を配ることが礼儀の一つでしょう。柔道の礼は決して道場だけのものではありません。親子の間においても、友達の間においても、学校の先生や先輩に対しても、また近所の人達に対しても柔道で学んだ礼の精神を実践して下さい。 礼とは良い人間関係を作り社会の秩序を保つために必要なものです。 最後に講道館柔道試合審判規定・取り扱い統一条項を紹介します。 礼とは人と交わることに当たり、まずその人格を尊重し、これに敬意を表すことに発し、人と人との交際をととのえ、社会秩序を保つ道であり、礼法はこの精神を表す作法である。精力善用・自他共栄の道を学ぶ柔道人は、内に礼の精神を深め、外に礼法を正しく守ることが肝要である。 PR |
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