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1903年、Osgood(ボストンの整形外科医)とSchlatter(チューリッヒの外科医)が別々に報告した脛骨結節に起こる骨端症。成長の急激な年代にみられ、男児の方が多い。(エッセンシャル整形外科学・199頁より引用)
【症状】 オスグットシュラッター病は成長期(10~15歳前後)のスポーツ選手に多く見られる膝の疾患です。主な症状として、膝蓋骨(膝のお皿)の下あたりに痛みや腫れ、骨の突出が生じたりします。 成長期にスポーツをする子供に多く見られますが、骨格・筋肉の成長とともに次第に痛みも軽減されます。膝下の隆起(ふくらみ)が残ることもありますが、大きな後遺症を残すことは少ないです。 重症の場合は手術をすることもあるそうです。 【原因】 成長期の子供の骨は成人の骨と比べると柔らかいので、激しいスポーツやトレーニングによって大腿四頭筋(太ももの上側)が動くことにより、脛骨結節の骨端軟骨(膝のお皿に繋がっている骨)がはがれて痛みを生じさせます。 【治療・予防法】 運動前に、特に大腿四頭筋のストレッチ(東方館の体操でいう「正座してゴロン」など)をしっかりと行い、運動後は膝などをアイシングします。運動時にテーピング・サポーター等をすることも効果的です。必要に応じて運動を休んだり、運動量を減らしたりすることも大切です。また、膝への負担を減らすために、硬い床の上で走ったりしないなど、日常でも気をつけて工夫するとよいでしょう。 膝下の痛みを感じたら、早めに整骨院の先生に相談して治療を受けましょう! 角健太朗 千々和優子 PR |
1回の外力で脛骨粗面の剥離骨折を起こすケースがあります。その際、圧痛や外見変形でオスグットと間違え施術をしてしまう事があります。
患部をしっかり観察し、患者さんからしっかり話を聞くと見落としが無くらると思います。
【2011/04/27 18:06】| | 外部役員 #986c1a74e9 [ 編集 ]
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