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1882年(明治15年)、嘉納治五郎師範によって日本に生まれた柔道が今や世界中で行われている。
柔道の国際的活動団体を国際柔道連盟と言います。この団体加盟国は2008年現在199カ国にまで普及し多くの日本人が各国で柔道指導にあたっている。ちなみに世界平和や安全のために活動している国連の加盟国数は2010年現在192カ国で国際柔道連盟加盟国の方が多い。 オリンピック競技において日本語で競技が行われているスポーツは柔道だけです。「はじめ」「それまで」「まて」「いっぽん」「おさえこみ」 「せおいなげ」等。 その柔道も1964年(昭和39年)東京オリンピック以降、飛躍的に世界に普及しましたが、その一方で「競技化」が強まるようになり、2009年(平成21年)からランキング制度が導入され、ランク分けされた各国際大会の順位により点数を獲得していき、最終的にオリンピックの出場選手を決めると言うものです。そのため日本代表クラス選手は結果を残していかなければなりません。これにより更に勝敗にこだわり、柔道の醍醐味である「一本」を取る柔道から勝てる柔道に変わってきた。このあたりから、「柔道」から「JUDO」に変わってきたと言えるだろう。 嘉納治五郎師範が言う「柔道」とは精力善用・自他共栄である。我が東方館も東方館憲章にもあるように勝利至上主義の「JUDO」でなく、柔道の本質を理解し競技力の向上のみにとらわれることなく自身の人間形成に役立てられる「柔道」を目指したいものだ。 PR |
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