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最近、小学生に東方館憲章を順番に説明しています。その中で精力善用・自他共栄という言葉が出てきます。ejudoに良い説明をされていたので引用させて頂きます。
柔道を支える二大原理は「精力善用」「自他共栄」。「精力善用」の「精力」とは「心と体」のこと、「善用」とは「最善活用」の略で「最も効率的に行う」と言うこと。即ち、「精力善用」を簡単に言うと「心身を最も効率的に使う」と言うことになる。嘉納師範は技を考究する過程でこの根本原理にたどり着いた。しかし、この原理は単に技の習得にのみ適応されるのでなく、日々の生活にも応用されるべきである。人が何かを成し遂げるには、目標がまず必要だがその目標を達成するためには、心・知恵・身体を最も効率的に働かせることが必要になる。この原理を柔道以外にも応用することにより、文武兼備の道が開けていく。 「自他共栄」とは文字通り「自分と他人が共に栄える」と言う意味。柔道修行は決して一人では出来ない。相手があって初めて稽古が出来るし、指導者がいて初めて技を習得することが出来る。修行者はお互い切磋琢磨し、指導者は教えることによってまた学ぶことが出来、喜びを得ることが出来る。また柔道の稽古に打ち込むには家族の理解と支え無しでは出来ない。修行者は柔道を通して自他共栄の精神を守っていき、社会に有用な人材となることが求められる。 PR |
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