全員が定期考査や英単語テスト等でクラスや学年トップを目指して努力しました。柔道では、日本一を目標に仲間と共に必死で稽古に取り組みましたが努力が足りず、日本一の目標は達成することが、出来ませんでした。しかし私一人では、勉強も柔道もここまで努力する事は出来なかったと思っています。仲間がいたからこそ頑張る事が出来ました。仲間に感謝しています。

生活面でも、良い習慣を身につける為、日常生活における挨拶やゴミ拾い、履物を揃えたり、毎朝の駐輪場整理、柔道場の清掃、試合会場の準備や後片付け等、何事も私自身が成長する為、そして人の嫌がる事こそ率先して取り組むという京都学園柔道部の教えのもと、一生懸命取り組んできました。

このように私は、柔道を通じて多くの事を学び、両親や多くの方々の支えがあってここまで生きてこれました。今まで人に何かして頂き感謝することばかりでしたが、これからは、感謝してもらえるような人間になれるように行動していきたいと思っています。

私は、今年４月から東京の明治大学に進学します。大学では高校で果たせなかった日本一の目標を必ず実現できるよう努力していくと同時に、柔道を通じて学んだことを実践し、行動に移していきたいと思っています。最後になりましたが、高校生の皆さん柔道と言う素晴らしい競技を通じて、人から信頼され尊敬されるような人間にお互い成長していきましょう。ご静聴ありがとうございました。

　　　　　　　　京都学園高校３年　　　　梅井大地