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現在の柔道は国際化、競技化、スポーツ化が進み競技成績や勝敗が注目されていますが、21世紀を迎えた今こそ嘉納師範が提唱された柔道の原点に立ち返り、人間教育を重視した事業進めようとする講道館・全柔連の合同プロジェクトです。
柔道が普及してきた理由は、競技としての魅力だけでなく、創始者嘉納治五郎師範の位置づけられた柔道修行の究意の目的である「己の完成」「世の補益」という教育面が、世界の人々に受け入れられたことに拠るものと思われます。師範は競技としての柔道を積極的に奨励する一方、人間の道としての理想を掲げ、修行を通してその理想の実現を図れ、と生涯を懸けて説かれました。 講道館・全日本柔道連盟は競技としての柔道の発展に努力を傾けることは勿論、ここに改めて師範の理想に思いを致し、ややもすると勝ち負けのみに拘泥しがちな昨今の柔道のあり方を憂慮し、師範の理想とした人間教育を目指して、合同プロジェクト「柔道ルネッサンス」を立ち上げます。その主目的は、組織的な人間作り・ボランティア活動の実施であり、本活動を通して、柔道のより総合的普及発展を図ろうとするものです。 柔道ルネッサンス宣言2010 1,指導者自らが襟を正し、「己を完成し、世を補益する」ことを実践し ます。 1,理にかなった技の習得、「一本」をとる柔道を目指します。 1,老若男女が親しめる、安全に配慮した柔道の普及・発展に努めます。1,美しい礼、正しいマナーで、品格のある柔道人になり、育てます。 PR |
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