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柔道に怪我はつきものです。時には命に関わるような重大な場合もあります。
しかし、自分の気持ちや意識によって怪我は減ります。 気持ちにおいては、例えば道場に来るまでに友達と遊んでいてその延長で道場の練習に参加する場合や、いやいや道場に来る場合などです。このような雑念は道場に入る前、神前に礼をした時点で全て無くさなければいけない。そして、柔道の稽古に集中できるように自分自身で気持ちを作っていかなければいけない。そのような気持ちになれば、練習中のおしゃべりやよそ見、ましてや白い歯などが見えているはずがない。練習において楽しさが必要な場合もあるが限度を超えてしまうと怪我につながってくる。切り替えが大切です。 意識においては、柔道は受け身の練習から始まります。受け身をすることにより投げられた時の痛みを各自が知ります。だから、練習においては相手をいたわる気持ちを持っていなければならない。相手を巻き込んだり、投げたときに引き手を離して投げ捨てたりすることは怪我につながってきます。膝つき背負いや頭を畳みにつっこむ技(特に腰技)や寝技で相手を返して抑え込むときに頸椎、腰椎、膝などに負担をかけるような強引な技は大怪我に繋がります。 爪や髪を伸ばしたままや、破れた柔道着を着て練習することも怪我につながります。 相手に負けたくないと投げられたときに身体をひねって逃げたり、また柔道の怪我で特に多いのが投げられるときに手をつくことです。投げられるのを恐れずしっかり受け身をして、また投げ返せばいいのです。投げられまいと頑張って怪我をしたら何ヶ月も練習することができなくなり何の意味もなくなります。 手をついたときにどのような怪我になるかは後日、千々和先生に直人君の経験をふまえてブログ掲載してもらいます。 ここ最近よく目にするのですが、腰技を掛けるときに釣り手の親指を柔道着から離して立てたまま技に入っている人を多く見かけます。言うまでもなく親指を立てたままだと脱臼や骨折する確率が高くなります。しっかり握った状態でも柔道においては指の脱臼・骨折は多いです。自分だけが怪我するだけならまだしも、もし立てた親指が相手の目に直撃したらと考えると非常に危ないことです。 大怪我をして将来取り返しのつかないようになっては柔道をしている意味がありません。 柔道を通じて怪我の無い身体作りをすることを心がけて稽古に励んで下さい。 PR |
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