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【2024/11/23 17:36 】 |
柔道

先日、愛のむちについて書き込みましたが体罰等スポーツの指導方針や方法が毎日のようにマスコミで騒がれています。私の勝手な考えではありますが、そもそも柔道とは武道でありスポーツとは違うと思います。勝つための方法を追及していくのがスポーツであり「楽しむ」という考え方が欧米のスポーツ観だと思います。しかし柔道はまず負け方=受身から習います。それと並行して挨拶 礼儀作法 本格的に柔道の技を学ぶまでに大変な時間を要しますし楽しいことはほとんどありません。もちろん道場や学校の先生は楽しみ方を指導されているとは思いますが、礼儀作法の中でも長時間正座をし動かないように精神を集中させる・・・このような修行のような練習方法がスポーツでは有り得ないですし柔道独特の作法です。柔道は負けること我慢することここからがスタートです。楽しむことはもっと後からです。最近の風潮では褒めて伸ばすのが良いと言われています。それも非常に大事ですし私も心がけていますが叱られたり怒鳴られたり怒られたりすることも同じように大事だと思います。柔道の礼儀作法は誰でも集中していれば覚えられますしできるはずです。私は簡単な礼儀作法ができていないだけで物凄く叱ります。でも礼儀作法を厳しく指導しないで柔道とは言えませんし時には体罰と言われるような方法で指導することもあります。それほど柔道にとって礼儀作法は大切なことと考えています。連帯責任・・これもばかげていると言われていますが私はよく正座等全員で一つのことを集中して行う時に一人でも集中を欠いたりすると連帯責任ということで全員でやり直したりします。これも悪いことではなく自分のためにみんなに迷惑がかかる・・自然と思いやりができると思います。もちろん不可能なことを強要すると暴力になってしまいますが・・・。柔道の稽古は立ち技で投げられると痛いです。寝技で抑え込まれると苦しいです。絞められると恐いです。ほとんどの局面で我慢することがほとんどです。それほど厳しい中で楽しさを見つけなければなりません。まさに修行です。社会に出れば厳しく苦しく辛いことばかりです。理不尽なことも当たり前です。納得できないことも認めなければなりません。そんな日常の中で仕事の楽しさを見つけることができれば苦しみだけで仕事を続けるよりよっぽど幸せだと思います。私は道場生達が社会に出て苦しいな しんどいなと思った時に耐えていけるような精神 柔道をやっていたから身に付く礼儀作法 こんなことを学んでもらえるように そして苦しい中でも楽しさを見いだせる明るさ 強い子も勝てなかった子もみんな社会に出れば同じです。これからも柔道でしか身に付けられないものを体罰だ古いと言われようとも子供たちを信じて子供たちのために厳しいことも言い続け厳しい稽古もやり続けたいと思います。

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【2013/02/09 13:18 】 | 松井コーチ | 有り難いご意見(0)
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