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【2024/11/23 18:13 】 |
技を磨く

明日中学生の試合があり久しぶりにワクワクしています。自分自身が試合に出ていた子供の頃から大学を卒業してすぐの最後に出た試合までの気持ちを思い出しても勝ち負けばかりを意識することになんとなく疑問を感じていたのですが、ようやく自分の中で答えが見つかりました。柔道=技を磨く ここに全てが集約されていると自分なりに辿り着きました。

試合というのは 試し合い という意味であり、普段の修行の成果をお互いが試す場だと思います。いつしか世界中の柔道が勝つこと負けないことばかりに意識が行き本来の技を磨くという柔道の本質が薄れてしまった気がします。柔道の魅力はやはり一本取るとこだと思います。一本取るためには並大抵の稽古では美しい一本は取れません。一つの技を自分のものにするには何度も何度も気が遠くなるほどの反復練習が必要です。また一本取るためには正しい姿勢で戦わなければ自分の技は出せません、ということは一本取られる可能性も高くなります・・・でもそれが柔道です。負けることから(受身)学ぶ世界でも唯一の競技です。技を磨こうとすれば(一本取りに行けば)負けもあります。それが柔道の原点だからです。技を磨く(得意技を作る)ということは我慢が必要です。失敗しても失敗しても何度も何度もやり直すのです。何年もかかってその技が掛かった時の喜びこそが柔道の良さだと思います。勝った負けたということより尊いものだと思います。そこには強い弱いでは無く技を磨いた・・という達成感があると思います。技を磨くには必ず相手が必要です打ち込み乱取りは一人ではできません。「強くなったのはみんなのおかげです。」という言葉をよく耳にしますが 強い=勝つ となると強い人間しか感謝の気持ちや柔道は一人ではできない という気持ちを持ちにくいと思いますが、技を磨く 技が磨かれた という思いを大切にしていれば 勝てなかった選手 弱い選手 強い選手 どんな選手も チームメイトに感謝の気持ちが持てると思います。書き出すとキリがないのですが技を磨くということに柔道の良さ 道場の良さ 全てが繋がっている気がしてなりません。先日も子供達に「私も子供の頃から大学生の時まで試合前は勝敗のことを一番に考えていたし、そお教えてもらった・・でも君たちは勝ち負けを考える事も大事だけどまず、自分の技に自信を持って、俺の背負いで一本取るぞ。という技を磨いてきたことに対しての気持ちを強く持って試合に臨んでほしい。もし負けても自分の得意技が掛からなかったことに対して悔しがって下さい。ただ勝った負けたでは無いもっと高い意識を試合前試合後も持って欲しいしそんな道場になりたい」というような話をしました。新たな試みでブレないで継続していきたいと思います。試合前試合後一生懸命技の研究をしている姿が見れれば嬉しいですし、あきらめないで子供たち全員がそおいう意識になることを目標に稽古して行こうと思っています。明日は試合後のみんなの声が楽しみです。 前回の新人戦から子供たちはきつい厳しい稽古を技を磨く意識を持って頑張ってきました。明日は自分の技 自分の稽古を信じて一本取りに行ってもらいたいです。負け=技が掛からなかった 次どーすれば掛かるか? 勝てるか?では無く掛かるか?という意識で頑張りたいです。 技を磨くその先には勝利が待っています。 みんな得意技を繰り出そう!!

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【2013/03/08 17:41 】 | 松井コーチ | 有り難いご意見(0)
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